営業や販売の仕事をしてると、真夏でもスーツを着なきゃダメだったりするよね。僕もそう。
汗がべっとりのスーツ、ドライクリーニングだと、僕はどうも洗った気がしない。やっぱりたっぷりの水で洗ったほうが汚れも落ちて、すっきりする気がする。
それに、クリーニングはお金もかかる。毎週出してたら結構な金額。だから、僕は家で自分でスーツ洗ってます。ちゃんとやれば全然大丈夫。
ということで、衛生的にも、経済的にもメリットいっぱいな、自宅でスーツを洗うコツを書きます。
毎度のことだけど、真似するときはくれぐれも自己責任で。大事なスーツがダメになっても、一切責任は持てないです。
バスタブ(浴槽)で洗う
それから浴槽はお湯を抜いてきれいに洗います。お湯は抜いてある状態から洗濯スタートするよ。
洗剤はエマールorアクロン
通常の洗濯洗剤だと縮んでしまうリスクがあるし、すすぎも簡単だから、おしゃれ着洗い用の洗剤を使おう。
エマールやアクロンでOK。
けちって普通の洗剤を使うと、縮まなかったとしても泡立ちすぎて、何度もすすぐハメになる。浴槽ですすぐのは力も、手間も、時間もかかって疲れる。
それにスムーズに洗わないと、干すタイミングを逃す。おしゃれ着洗い用の洗剤にしよう。
シャワーで洗おう

まずジャケットから洗おう。
なぜかというと、ジャケットのほうが乾くのに時間がかかるから。
あと、アイロンもジャケットのほうが手間がかかるから。
浴槽の栓を閉めてから、ジャケットを浴槽に丁寧に寝かせる。
そして、シャワーを優しくかけていく。あとで踏み洗いするかもしれないので、冷水より、少しぬるめがいい。
ジャケットにまんべんなくシャワーを当てて、全体を濡らすと、浴槽に水も溜まってきているはず。
そしたら、洗剤をジャケットに振りかける。僕はだいたいキャップ一杯ぶんかける。かけすぎるとすすぎが大変になるから、気をつけよう。
シャワーはまだかけ続ける。おしゃれ着用洗剤はあまり泡立たないけど、シャワーの勢いで洗剤を泡立てる気持ちでかけよう。
軽く手で押したら、ジャケット全体が沈むくらいに水がたまったら、シャワーを止めて、30分くらいつけておく。
はじめて水洗いしたときは、色落ちして水が濁るかもしれない。汚れがいっぱいついていても水が濁る。
僕は、そういうときは、踏み洗いしてみる。
踏み洗いはどこまでも優しく
汚れで水が濁るときや、明らかに汗で汚れてるとわかっているときは、踏み洗いがおすすめ。僕はけっこうやる。
当たり前だけど、足はきれいに洗ってから、濡れてもいい格好でやる。
ガンガン踏んじゃだめだよ。優しく。ジャケットの型が崩れない程度に。
ジャケットやズボンの、生地のすみずみまで水をいきわたらせる気持ちで、優しく踏もう。全体をまんべんなく、3~5分間踏めば十分じゃないかな。
体重をかけてグリグリやったりしちゃ絶対にダメ。型崩れしたら、戻すのは大変。戻らないかも。
しつこい汚れやシミがあるときは、別の手がある。
目立つ汚れやシミはこうする
そのやり方とは、汚れやシミが目立つところに、エリそで用洗剤を事前に塗る。それだけ。汚れ、落ちますよ。
ただ、色落ちや変色のリスクがあるから、ポケットの裏とか、目立たないところで一度試してからのほうがいい。
僕は、塗ってから、30分くらい放置してる。それから上に書いたやり方で浴槽で洗うようにしてる。
これは洗剤のパワーにもよるから、洗剤の使用法をよく見てみて。
これは洗剤のパワーにもよるから、洗剤の使用法をよく見てみて。
すすぎはしっかり!手を抜くとシワやシミの原因になる
おしゃれ着洗い用の洗剤は、水切れがいい。とはいっても、しっかりすすぐのはけっこう面倒。でも、大事。
洗剤が残ったまま干してしまうと、色むらやシワの原因になるし、縮んでしまうかもしれない。よくすすごう。
僕は、また栓をして、シャワーをまんべんなくかけて、ジャケット全体がつかるくらい水がたまったら、軽く踏みすすぎしてる。
で、水が汚れたら、水を抜いて、もう一回すすぎを繰り返す。二回やる感じかな。
すすぎ終わったら、丈夫なハンガーに丁寧にかけて、浴室の中にしばらく干しておく。
ちゃちな針金ハンガーは使っちゃダメだよ。
ジャケットが型崩れするし、濡れたジャケットはめっちゃ重いから、重さに耐えられず、干してる間に落ちるかも。
床が汚れてたら大惨事。
丈夫で、ジャケットがきれいに干せる、肉厚のハンガーを使おう。
僕はシャワーヘッドをかけるフック金具にかけて干してる。
水を吸ったジャケットはホントに重いから、金具が丈夫かどうか、よく調べてからかけようね。
次はズボン
ジャケットを干したら、次はズボン。同じように洗って、干す。
ズボンはセンタープレス加工がしてあったり、防シワ加工がしてあるとめっちゃラク。洗って干すだけでOK。
僕はそういう加工がしてあるズボンは洗濯機で洗っちゃう。
大きめの洗濯用ネットに、きれいにたたんで入れて、ドライクリーニングモードでね。
干すときは、丈夫なズボンハンガーにかけよう。
濡れたズボンは重いので、はさむ力が弱いものだと、ずり落ちちゃいます。
はさんでからロックできるやつがいいよ。
100均でもありそう。ただ、ちゃちなのは避けたほうがいい。
慣れてきたらジャケットとズボンをまとめて洗っちゃおう
ジャケットとズボン、最初は色落ちもあるし、別々に洗ったほうがいい。
慣れてきたら、一緒に洗っても問題ないと思うよ。僕はそうしてます。
直射日光に当てるな!陰干しせよ
ガーッと速攻で乾かしたい気持ちはわかります。
でも、直射日光に当てちゃダメ。
色が変わっちゃうかも。縮むかも。シワになるかも。
濡れてる重さでシワが伸びる効果があるので、風通しが良くて、直射日光の当たらないところで、ゆっくり陰干ししよう。
アイロンは力を入れすぎずに!
季節にもよるけど、半日以上は干す。
干してよく乾いたら、仕上げにアイロンがけ。
僕はパナソニックの衣類スチーマーを使ってる。超便利。
何が便利かって、ジャケットをハンガーに干したまま、スチームを当ててシワを伸ばせる。
ジャケットは、生地に触れるか触れないかくらいのソフトタッチで、滑らせるのがコツ。
丁寧にやれば、強く押し当てなくても十分にシワは伸びるよ。
ズボンはアイロン台やアイロンマットに寝かせて、アイロンがけと同じようにかける。
生地がテカったりしないように、僕は必ずメッシュの当て布を使ってる。
アイロンが簡単になる3つの神器
衣類スチーマー
めっちゃ便利!人型アイロン台がなくても、ジャケットのシワを伸ばせる。
普通のアイロンより軽くて、取り回しがいい。適度なリズムでスチームを噴き出してくれる。
グリップにスイッチがあって、最初は握り疲れするけど、すぐ慣れる。
水がもっと入ればいうことなし。
普通のアイロンより軽くて、取り回しがいい。適度なリズムでスチームを噴き出してくれる。
グリップにスイッチがあって、最初は握り疲れするけど、すぐ慣れる。
水がもっと入ればいうことなし。
アイロンマット
ズボンのアイロンがけには必需品。
使わないとき邪魔になるから、そんなに大きいのはいらない。
使わないとき邪魔になるから、そんなに大きいのはいらない。
アイロン当て布
メッシュのアイロンシートが超便利。実は100均でも売ってる。
ズボンは知らず知らず力を入れてプレスしてしまう。当て布は絶対使うべし。
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